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    November 25

    「冬の・・・」

    冬の始まりの 乾いた青い空に
    くっきりと伸びる ひこうき雲
    陽射しの温もり 風は穏やか 空気は冷たく
    秋の萎れた気持ちを 引き締める
    冬の透明感
    秋特有の訳のわからぬ空しさを
    叱咤する 冬の冷たさ
    甘えるな 油断するな 気を抜くなと
    木枯らしが 語りかけてくる
    泣いてる場合じゃあない 
    うつむいている暇はない
    冬は容赦なく 何もかも 凍えさせる
    逆らうこともままならず
    戦うことは 死あるのみ
    寒さから 身を守り かわすすべを
    身につけるしかない
    それでもなお 冬を嫌うことができない
    冬の清廉さ
    あまっちょろい 自分を鍛えてくれる
    修練の季節
     
    2009.H21.11.25.wed
    November 19

    「心は不思議」

    心は不思議
    正も負も 善も悪も 明も暗も
    入り混じり 切り離せず
    混沌の涙にくれる
     
    心は不思議
    だから 少し探ってみよう
    心の奥の奥 
    魂の根源は 光の塊なんだと
    生まれたときから
    知っているような気がする
     
    はるかかなた 時の始まり
    この世の つくりぬしからいただいた
    光のかけら わけみたま
     
    穢れなき無垢なる魂元(こんげん)を芯に
    生まれかわるたびに 
    刻み込んできた記憶の殻
    光を包む殻は 
    ときに 血に染まることあれば
    ときに 愛に満ちることもある
    この世の肉体から 離れるたびに
    記憶は薄れ またひとつから
    学びをおこなう
     
    心は不思議
    この世に生まれ 
    新たなる記憶を書き加えていく
    自分の持つ 魂元の性格はそのままに
    新たな自分を作り上げていくため
    新たなることを学ぶために
    新しい殻をかぶせていく
     
    殻が 傷つき曇り濁れば
    魂元のひかりさえ 遮られ
    自分の身の内の光にさえ
    気づかなくなるだろう
      
    心は不思議
    肉体という器に入らなければ
    学べない向上できない昇華(しょうげ)しない
    肉体という器に収まり経験したことが
    新たなる殻となり 
    魂を守り磨いていく
     
    心は不思議
    まったき ひとつのものでありながら
    幾人もの経験を持ち 心揺さぶる
     
    心は不思議
    でも 自分は自分でしかない
    自分を知れば 不思議などなくなる
    正も負も 善も悪も 明も暗も
    すべてをこの腕に抱きとめてしまえば
    心の不思議もなくなるだろう
     
    2009.H21.11.19.thu
    November 17

    「いつかその日は来るから」

    ”流れる雲を追いかけながら”と
    たくろうの歌を思い出し 見上げた空
       
    気遣いするあまりの 気詰まりさで
    おもんばかるあまりの 重苦しさで
      
    腹の底から 笑えなくなった自分を
    空に映し 振りかえる
     
    中途半端な優しさなら ふりまかないほうがいい
    曖昧な親切なら しないほうがいい
     
    ”自分を失くすぐらいなら 怒ればいい”
    ちっちゃな体で めいいっぱい生きている
    リトルミィが 怒鳴りながら叫んでいる
      
    心が がんじがらめになるほど
    何に 縛られているんだろう
      
    心が 頑なになるほど
    何を 拒んでいるのだろう
      
    競争じゃあない
    でも 比べることもしないで
    どうして 自分のことが判るのだろう
      
    優劣ではない
    でも すごいことを認めなくて
    どうすれば 自分の良さが見つけられるのだろう
      
    公平でなない
    でも 公正であるならば
    不公平であることも 公平なんだ
      
    いつかは死ぬことは わかっている
    今日を後悔なく生きずに
    どうして 満たされることができる
       
    苦しいさ 悲しいさ 切ないさ
      
    それが 生きるっていうもんなんだ
    だから 笑いたい 喜びたい 愛したいんだ
      
    いつか死ぬことは わかっている
    だから 死ぬことを考える暇なんてない
    生きて 後悔しない生き方を考えるんだ
      
    流れる雲を追いかけながら
    ありのままの 自分を
      
    2009.H21.11.17.tue
    November 08

    「迎 冬」

    大地が空気が 凍りついた
    霜の降りた朝の空間は
    小鳥たちの遊戯場
      
    車の騒音も 人の喧騒も
    まだ まどろみの彼方
      
    同じ茜色なのに 東は希望 西は刹那
    同じ太陽なのに 気持ちをこんなにも 揺さぶる
      
    ピリピリと冷えている空気で
    体の隅々まで 満たそう
    冷たさが体を 火照らせる
      
    もろ手を広げ 朝日を受けよう
    暗闇の底まで光が届くように
    心に光をあて 影を無くしてしまえ
     
    木々の葉が散っていく 侘びしさが
    冬を迎える寒さに 引き締まっていく
     
    泣いてる場合じゃあない 
    うつむいている暇はない
      
    冬が来る
    冬が来る
      
    動き出せ 移動しよう
      
    冬を迎える
    心の覚悟が試される
      
    あまちょろさをかなぐり捨て
     
    さあ 冬を・・・
     
    2009.H21.11. 8.sun
    November 05

    「君と・・・」

    雲間から見えた 星の瞬きが
    希望をもたらす 光のように
     
    泥土から育ち 天上にむかい
    咲く蓮が 清らかであるように
     
    泣き笑いしている君のすべてが
    ぼくは 愛おしい
     
    どうか ひとりで泣かないで
    ぼくも 共に涙を流そう
     
    どうぞ 共に喜びを
    君と共に 笑いたい
     
    不安だから 共に手を取ろう
    心配だから そばで見守りたい
     
    共にかばい合い 支えあい
     
    陽の光が 温もりを
    水の冷たさが 恵みを
    夜の暗さは 安らぎを
    炎の揺らぎが 寄り添いを
     
    君とふたりの時間が
    ぼくの生き様になる
     
    唇を重ねたぶんだけ
    心も積み重なる
     
    君といる 豊かなる時
     
    2009.H21.11. 5.thu
    November 04

    「暗闇を見続けて」

    ねぇ きみ
     
    ひざを抱え 顔をうずめ
    いつまで 泣き続けていたら
    気がすむのかな
      
    ちょっとだけ 周りの音を聴いてごらん
    勇気を 元気を 慰めを 優しさを
    あげたいと想いを込めた歌が あふれてるよ
     
    大丈夫 ひとりじゃないよ
    そう 物語る本がたくさん積まれているよ
     
    なのに きみには 何一つ 
    耳に入らないの 目に映らないの
     
    世間が 社会がいけないんだ
    そう つぶやき続けて
    耳を塞ぎ 目を閉じ
    心を頑なにしているのは 誰?
    心の闇に浸かっているのは なぜ?
     
    「人は何のために生きてる?」
     
    泣いて笑って 悔しんで怒って
    喜怒哀楽をめいいっぱい楽しむためだよ
     
    苦しいことがなければ 
    喜びの価値なんて なくなるよ
    悲しいことがあるから
    笑うことの喜びが 尊い
     
    人は生きるために 生まれてきただけのこと
    生きるということは 波乱万丈なんだよ
     
    そこに うずくまったままでは
    うらみつらみを募らせているだけでいいの?
     
    そのままでいたいのか 変わりたいのか
     
    闇に飲み込まれるのか
    陽射しの中を歩いていくのか
     
    出来るのは 自分しかいない
     
    2009.H21.10.29,thu